
今の若い方たちは「青汁はマズイ」なんてイメージは全く無いでしょう。
もともとは、1杯ずつの青汁が冷凍パックになっていて、それを溶かしてコップに注ぎ、そのまま飲めるタイプのものが元祖で、コマーシャルでも「マズイ」がうたい文句の商品でした。
この商品の主原料はケールで、ケールは栄養価が高いそうですが、味はキャベツのクセを100倍くらいに濃縮したような味で、まあ、とにかく本当にビックリするくらいマズく、健康のためと言えど、毎日続けて飲もうとは思えないものでした。
あまりのマズさに、よくテレビ番組の罰ゲームでこの商品を飲む、という光景があったほどです。
その後、各社こぞって「飲みやすい」をうりにした商品を出し、形状も粉末で、水に溶かして飲むものが主流になりました。
原材料も、味にクセのあるケールではなく、比較的クセが少ない大麦若葉を使用したものがとても多くなり、私も色々試しましたが、元祖のマズイ味を知っているので、全てのものが飲みやすく、美味しく感じます。
今、販売されているほとんどの青汁が抹茶味で、そのままでも飲みやすいですし、牛乳に混ぜて抹茶ミルク風にして飲んだり、ヨーグルトに混ぜて食べたり、ホットケーキミックスに混ぜて焼いたり、使い方もさまざまで毎日続けやすくなりました。
青汁は、薬では無いので、決して何かしらの効果がすぐに現れるものではありませんが、それでも、飲み続けている事で安心感はかなりあります。
全く野菜を食べてくれない野菜嫌いの子供も、ヨーグルトに混ぜたものや、ホットケーキに混ぜたものだと、喜んで食べてくれますし、大人もそうそう毎日たくさんの野菜を摂れませんので、足りない栄養素をサポートでき、とても良いと思います。
また、サプリメントと違い、お茶を飲む感覚で、日常的に飲みやすいという点も良いところだと思います。
サプリメントも、薬では無いにせよ、形状的に薬を飲む感覚に近く、うっかり飲み忘れたりという事もあるかと思いますが、青汁の場合は、味も抹茶に似ていて、お茶を飲む感覚で飲めるので、食事の時に水の代わりに飲んだり、水のペットボトルに溶かしたものを持ち歩き、のどが渇いた時に飲んだりすることも出来るので、とても手軽に続ける事が出来ます。